
昨年(2025年)10月に最新トレンドであるM5チップを搭載したiPad Proが発売されました。
感想として、
「これ、中身MacBookと同じじゃん。なんでmacOS動かないの?」と思った人はいませんでしたか?
Geekbenchなどのスコアを見れば、同時期のMacBook Proとほぼ互角。
メモリだって16GB以上積んでいる。ハードウェアとしては、もはや「世界最強のタブレット」。
にもかかわらず その中で動いているのは、相変わらずホーム画面にアイコンが整列するだけの「iPadOS」。
今回は、「iPadにmacOSは来る未来」について、Surfaceの逆襲や、新たに浮上した「格安MacBook」の噂も踏まえて 久しぶりにAppleネタを綴っていきます。
なぜAppleは「頑なに」拒むのか?(建前と本音)

Appleのお偉いさんたち(クレイグ・フェデリギ氏など)は、インタビューで聞かれるたびに決まってこう答えます。
「iPadはタッチ操作の最高峰、Macはマウスとキーボードの最高峰。これらを混ぜるのは、トースターと冷蔵庫を合体させるようなナンセンスなことだ」と。
確かに一理あります。macOSのあの小さな「×ボタン」やメニューバーを、指で正確にタップするのは至難の業です。もしiPadにそのままmacOSを載せたら、「操作しづらい!」とストレスが溜まるのは目に見えています。
Appleが一番嫌うのは、「ユーザー体験(UX)が美しくないこと」。だからこそ、OSの統合には慎重になっているわけです(たぶん)
そして 裏側には「商売」が見え隠れします。
「App Storeの手数料問題」
iPadOSとmacOSでのアプリ構造は以下のとおり。
iPadOS: アプリは原則App StoreからインストールしAppleに手数料が入る。
macOS: Webから好きなソフト(野良アプリ)を勝手に落とせる。Appleに手数料が入らない。
もしiPadでmacOSが動いたら、App Storeを使わず AdobeのソフトやOffice、開発ツールをWebから直接インストールしちゃいますよね? 現在、世界中で数億台が稼働していると言われるiPad。そこから生まれる莫大なアプリ収益が激減するリスクを、Appleが自ら冒す理由はどこにもないのです。
これが「大人の事情」というやつでしょうか。
ライバル「Surface」が見せた意地と大逆転

かつて「タブレットとしてもPCとしても中途半端」と散々揶揄された、MicrosoftのSurfaceシリーズ。
ここ数年で「どっちつかず」から「唯一無二」なプロダクトとなり大きく進化しました。
初期のSurfaceは、バッテリーも持たないし、Windows 8の操作性も微妙で大苦戦していたと記憶しています。
でも、Microsoftは諦めなかった。
Windows 11でのタッチ操作の劇的な改善、そして何より「ARM版Windows(Snapdragon X Elite等)」の進化によって、状況は一変しました。
Surface Pro 11世代の衝撃
今のSurface Proを見てください。この完成度は正直悔しいレベルです。
キーボード装着時は 完全にいつものWindows PCで仕事でも最強。
Excelも動くし、キーボードを分離時するとサクサク動くタブレットに変化する、便利な可変式スタンドが内臓されてるうえに バッテリーも 1日持つ!
おまけに顔認証もできちゃって最強の端末です。
かつては「迷走」と言われたコンセプトが、チップ性能の向上とユーザーボイスを取り込み、「正解」に変わりました。
「タブレットという筐体で、フル機能のデスクトップOSを動かしたい」
このユーザーの夢を、Surfaceは現実にし、クリエイターやビジネスマンの間で「結局、仕事で一番潰しが効くのはSurfaceだよね」という評価が定着している今、iPadが「OSの制約」だけで足踏みしているのが、余計に歯痒く見えてきます。
新たな伏兵「格安MacBook」の噂

「iPadにmacOS待望論」に冷や水を浴びせるような噂が 2026年に入り出回っています。
それは「12〜13インチクラスの廉価版MacBookが登場する」という情報です。
Chromebookを潰しにくる「MacBook SE(仮)」みたいなものでしょうか?
リークによると 教育市場やエントリー層向けに、Chromebookに対抗できるような低価格帯(噂では700ドル〜、日本円で10万円前後?)のMacBookが計画されているらしいです。もしこれが2026年中に本当に出るとしたら、Appleの戦略はあまりにも残酷かつ明白です。
MacBook Air/SE(仮)は 安くキーボードが付いてmacOSがフルで動く。
iPadは コンテンツ消費と学習用に。
iPad Proは クリエイター向けの特殊な「板」に。。
「高いiPad」vs「安いMac」のパラドックス
ここで一番モヤモヤするのは「価格の逆転現象」ですね。
フル装備のiPad Pro(本体+Magic Keyboard+Pencil)は、平気で25万円を超えてきます。一方で、この噂の「格安MacBook」はその半額以下で買えるかもしれないのです。
高いデバイス(iPad Pro)は macOSが動かず制限だらけ。
安いデバイス(格安Mac)は macOSがフル機能で動く。
「高い金を出してるんだから、こっち(iPad Pro)でもMacのOSを動かしてよ!」と叫びたくなりますが、Appleとしては「プロ向けのタッチデバイス(iPad)」と「PCが欲しい人向けのデバイス(Mac)」は、全く別の生き物として売り分けたいということでしょう。
この「格安MacBook」の投入こそが、「iPadにmacOSは載せない(=PC作業がしたいなら、安いMacを用意したからそっち買ってね)」という、Appleからの無言の回答なのかもしれません……。
iPadにMacOS搭載は 技術的には「余裕」

「熱問題が〜」とか「バッテリーが〜」とか、以前は言われていました。でも、はっきり言います。
M4/M5チップを積んだ今のiPad Proなら技術的には余裕ですよね。
現に、MacBook AirはファンレスでmacOSをバリバリ動かしていますし、 全く同じチップを積んでいるiPad Proで動かない理由は、物理的にはもう「ない」んです。筐体が薄いので多少の熱対策は必要でしょうが、今の技術なら「iPadモードでは省電力、Magic Keyboard接続時だけフルパワーmacOSモード」みたいな制御だって簡単なはず。
つまり、できないんじゃなくて、やらないだけ。
Appleの強固な意志によって、封印されているに過ぎません。
iPadに macOSが搭載されるのか まとめ

今では 悲しいことに Apple信者というワードをあまり聞かなくなりましたよね。
リンゴマークが入ったMacBookをスタバでドヤ顔していた時代が懐かしいですw
ワタシは「あ、これiPadじゃ無理だ。重いMacBookを開かなきゃ」と言わなくて済む「自由」が欲しいだけなんです。
Surfaceが証明したように、その需要は確実にあります。
ハードウェア(M5チップ)は完成しました。あとはAppleが、その「最後の鍵」を開けてくれるのを待つばかりです。
格安MacBookを買うのが正解なのか、それともiPad Proの進化を信じて待つべきなのか。
昔ながらのApple信者としての「信仰心」が試されるのは、まさにこれからなのかもしれません。
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