1つでも贋作を付けていたら
着用している全てが偽物だと思われる。
初めから正規店で購入したらよかったと思ったことはありませんか?
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大人気の腕時計ブランド
ダニエルウェリントンの偽物を買わないために気を付けるべきポイント
SNS上でも大人気のファッション時計ブランド、ダニエルウェリントン(Daniel Wellington)
シンプルなデザインで ロングセラーを続けている裏で 実は偽物が大量に市場流通している事実があることはご存知でしょうか?
ダニエルウェリントン(Daniel Wellington)の非正規品(偽物)を買うことのリスク、そして非正規品(偽物)を買わないために事前に確認するべき見極めポイントについて 今回まとめてみました。
ダニエルウェリントンの偽物が 大手通販サイトで販売されている!
ダニエルウェリントン(Daniel Wellington)は 2011年に創業され 時計業界では 比較的新しいブランドです。
創業からわずか数年で ブランド知名度を世に広め そのシンプルなデザインで現在の地位を確立したダニエルウェリントンですが そのロングセラーの裏には 2015年から2016年に、偽物がかなり多く出回り、Amazonや楽天、ヤフーショッピングなどの大手通販サイトでも非正規品(偽物)を販売する業者が数多く存在していたようです。
日本の「大手」ネット通販運営会社は 偽物を販売している業者を都度退店させ 2019年現在では 数年前ほど偽物を見かけることは少なくなりましたが それでも新シリーズが発売される度に ダニエルウェリントンの偽物は 海外通販サイトから 非正規品として流通され 日本でも偽物が販売されている事実があります。
ダニエルウェリントンの偽物はここが違う!
それでは ダニエルウェリントンの偽物をチェックするポイントをご紹介します。
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1針の長さがおかしい
こちらは 正規品のDapper です。
正規品は 当たり前ですが 時針(短針)と分針(長針)の長さが違います。
非正規品(偽物)は あろうことか 時針、短針の針が 同じ長さだったり 針の太さがアンバランスですので 針に関しては 見極めるのは容易だと思います。
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2ナイロンベルトが薄くペラペラ
ダニエルウェリントンといえば 代名詞である NATOストラップ
正規品のストラップ素材は ポリエステルで しっかりと縫製されているのですが 偽物はペラペラで安っぽく 力を加えると伸びたりします。
ココに注意
偽物はストラップを折り込むと 薄くて折りシワができます
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3箱や保証書・付属品がない
ダニエルウェリントンの正規品を購入した場合、特製のギフトボックス、保証書、ストラップ交換用のピン抜き工具が付属します。
特徴ある化粧箱のギフトボックスは 贈られる側のことをよく考えていて かなり上質な出来となっていますが 偽物の場合は 箱自体 付属せず 安価なビニールで包まれていたり 保証書も付属していないこともあるようです。
ココがポイント
いずれか一品でも欠品しているのであれば 偽物の可能性大!
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4保護フィルムが貼っていない
上記の写真は ダニエルウェリントン正規品 Classic Roselynの時計です。
ダニエルウェリントン公式オンラインショップで購入した場合 ギフトボックスを開封すると 文字盤に保護フィルムが貼られています。
注目していただきたいのは 保護フィルムのシートに 赤いラインが施されているのがお判りになるでしょうか?
この保護フィルムに 赤いラインが入っていない場合は かなりの確率で「偽物」と疑ってよろしいかと思います。
ダニエルウェリントン(Daniel Wellington)側でも 贋作、盗作には 困り果てているらしく 保護フィルムに赤いラインを施して 正規品と偽物の正しい判別を消費者に促してはいますが 近年では この赤いラインまで似せて模造されていることも多いため いたちごっこが続いているのが実情です。
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5レザーベルトが合成皮革である
ダニエルウェリントンの正規品は レザーベルトに上質な「イタリアンレザー」を使用しています。
ダニエルウェリントンのサポートデスクによると 偽物は「合成皮革」が使われていることが多いと報告があがっているとのことです。
Step 1 から Step 4までは 私たち素人でも 比較的容易に「偽物」と判別ができるかもしれませんが 合成皮革というのは パッと見では 判別しずらく 意外と見落としがちなのかもしれません。
合成皮革とは?
革の表面に合成樹脂を散布し天然皮革に似せたものを合皮(合成皮革)と呼ぶ。
革の質感を人工的に作っているため、見た目は革の素材と変わらないのが特徴。
また本革特有の匂いや肌触り、本革のような経年エイジングまでは似せることはできないが 安価なコストで製造できるため ファストファッションブランドの低価格帯小物などに採用されていることが多い。
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ダニエルウェリントンの偽物をなぜ避けるべきなのか?
偽物のダニエルウェリントンを購入すると、私たち消費者にどのようなリスクをもたらすのでしょうか。
なかには、「定価より格安で同じようなデザインを購入できたし、まぁ良いか!」と妥協してしまう方もおられるかもしれません。
しかし、ダニエルウェリントンの偽物を購入すると、以下のようなリスクを負うことになることになります。
壊れやすい
見る人が見れば偽物とわかる
直営店・正規取扱店での修理保証がない
やはり気になるのは 修理保証が一切適用されないということでしょう。
安価な偽物を購入した場合は 購入後に かなりの確率で不具合が出ることが多く 本物だと思って正規店に持ち込んだら 偽物と鑑定され修理保証が受けられなかったケースは ダニエルウェリントンだけに限らず ロレックスやタグホイヤーでもよく聞く話です。
またダニエルウェリントンのサポートページには 以下のように記載されています。
Q:保証の対象外となるものについて教えてください
eBayやGrouponなどの電子商取引プラットフォーム、またAmazonで正規販売店以外のサードパーティベンダーから購入される場合、偽造、使用済み、または欠陥のある腕時計を受け取る可能性があります。Daniel Wellingtonはオリジナルの保証書が添付されていない保証請求はお受けいたしません。
ダニエルウェリントンの偽物を購入しないために気を付けるべき5つのポイント
買ってしまってから偽物だとわかったらガッカリですよね。そこで、なるべく偽物を買わないために気を付けるべきポイントを見ていきましょう。
ポイント①価格が安すぎる
ダニエルウェリントン公式オンラインショップの正規価格と比べてみて販売価格が異常に安い場合は かなり危険なシグナルです。公式サイトの販売価格と比較したうえで表示価格が異常に安くなっているのは偽物だと思った方がいいでしょう。
ポイント②レビューの評価が異常に高い/口コミがない
こちらは Amazonで ある業者が出品しているダニエルウェリントンらしき時計なんですが まずは 口コミ評価が一切ありません。
そして本来ブランド名(メーカー)の表記がなされる箇所には どういった訳か「腕時計」と記載されており 商品タイトルに至っては ダニエルウェリントンのブランド名すらない訳ですので警戒が必要です。
また 口コミ評価が異常に高い場合も要注意です。
いろんなジャンルの商品を数多くレビューし、すべて星5つと評価しているレビュアーも信用できません。まず、そのレビュアーの過去のレビューをチェックすべきです。私がアマゾンでモバイルバッテリーやライトニングケーブルを購入するときに、明らかにやらせだとわかる嘘くさいレビューを見て、その商品を買わないと決めました。「やらせレビュー」で販促する業者は一切信用できません。
ポイント③保証期間が正規販売店と異なる
ダニエルウェリントンの正規販売店の保証は2年間ですが、3年や5年をうたっているネットショップもあります。
ダニエル・ウェリントンのタイムピースの保証期間は、お買い上げ日から24ヶ月間となっております。保証期間終了後の修理は有料修理の対象となります。
source ダニエルウェリントン公式サポートページ
ポイント④並行輸入品
並行輸入品とは正規代理店ルートと違い、別のルートで輸入された本物の製品を指す言葉ですが 商品名に並行輸入品と記載されていても 本物であるとは言い切れません。
ダニエルウェリントンの日本正規代理店は ビヨンクールが行なっており 日本の正規販売店はそのビヨンクールから商品を仕入れ 国内で販売しているため それらの商品は本物ということになります。
対して 正規代理店であるビヨンクールを通さず、海外の正規代理店から商品を仕入れて 国内で販売している商品は 一般的に並行輸入品扱いとされます。
日本の正規代理店を通さないため 販売業者は価格を自由に設定でき、消費者にとっては安く購入できるメリットもありますが、並行輸入品の多くはメーカーから仕入れたあと 複数の並行輸入業者を挟んで流通させる事が多いためルートが不透明となり ブランド本体の保証が受けられないというデメリットがあることも注意が必要です。
タグホイヤー等のブランドも 並行輸入品は 流通ルートが不透明のため国内での正規アフターは断っています。
ポイント⑤海外サイトからの個人輸入
さいごに個人輸入について。
昨今は eBay(海外最大級オークション)で出品している商品を日本語サイトを経由して簡単に取引が出来る「セカイモン」等のサービスが普及したこともあり 個人輸入で商品を仕入れたり 取引などを行うハードルが低くなってきました。
ハードルが低くなった分、当然トラブルやリスクが発生することに加え 個人間で解決する力も必要になり トラブル時は自己責任となることがあります。
個人輸入注意点
商品の出品国に不審点はないか
商品の値段が異常に安くないか
セラーの評価は適正なコメントがついているか
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ダニエルウェリントンの正規品はどこで買える?
2021年現在 ダニエルウェリントンの直営店は 仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡の12店舗の直営店と、その他多数の正規販売店が存在します。
店頭購入でのメリットは
実際に手に取れる
サイズ感を確かめられる
革の質感や色を自分の目で確認できる
逆にデメリットは
品切れが多い
取り寄せに時間がかかる
店頭販売は「在庫切れ」が顕著で 先日 京都にある高島屋に行った際 正規代理店であるビヨンクールの店頭では ダニエルウェリントンの時計は ショーケースにこそ並んでいましたが 人気シリーズのDapperは 全て在庫切れで 取り寄せになるとおっしゃってました。
ココがポイント
店頭でサイズ感の確認をして 購入はオンラインでという人が多いみたいです
それでは 店頭販売と違い、
公式オンラインショップのメリットをご紹介していきましょう。
割引クーポンを使うことで表示価格から大幅割引で買える!
ダニエルウェリントンは 店頭販売だけでなく公式オンラインショップも存在します。
特にオンラインショップは 力を入れており イベント毎に キャンペーンセールが行われているのですが 購入時に割引クーポンコードを入力すると さらに15%OFFになるのは 公式オンラインストアのみの限定特典です。
クーポンコードには 利用期限が決められているので注意が必要ですが、2021年現在での最新割引クーポンコードは「98dw」となっています。
15%OFF 特別クーポン
クーポンコード:PLEASURE
利用期限:2024年12月31日まで
公式サイトなら受け取り30日以内の返品が送料無料!
公式サイトで時計を購入したのはいいけど 気に入らなかった!なんてこともあるかもしれません。
ダニエルウェリントンでは 30日以内であれば 返品送料が無料となっています。
公式サイトの返品ポリシーには 以下のように記載されていますね。
ダニエル・ウェリントンの ウェブサイト で直接お買い上げの製品につきましては、お客様にはお受け取りから30日以内に返品する権利がございます。返品のためには、製品は未使用で、お受け取り時と同じ新品の状態で 、ラベル、保護シールを含め元のパッケージに入っていなければなりません。
事例によっては 負担となる場合もあるので 事前に問い合わせが必要です
偽物はおしゃれじゃない!
正規ルートからダニエルウェリントンを購入しよう
大変長々と書きましたが 現在のブランド市場には 多くのコピー業者が蔓延しています。
消費者にとっては 大変迷惑な話で 安く買えたのに偽物だったということが判明したらその心境は残念を通り越して言葉も出ませんよね。
見る人から見れば たった1つ偽物を着用した段階で 身につけているモノ全てが偽物として見られることになるのです。
また壊れても修理してもらえない腕時計は安心して使えませんので 必ず正規販売店で本物のダニエルウェリントンを購入して、安心しておしゃれを楽しみましょう。